出会い系サイトに登録している中高年者とは、主に男性は40代~50代、女性は30代後半から40代といった年齢層の利用者のことを意味します。中高年の出会い系利用者は、近年増えている年齢層のひとつで登録者全体に占める割合が高まる傾向にあります。
男女問わず、中高年の出会い系利用者が増加している理由のひとつは、過去に出会い系サイトがちょっとした流行となった時期に20代や30代といった遊び盛りの年代だった人たちが再度出会い系に登録していることです。出会い系がブームとなった10年以上昔は、現在とは全然違い比較的簡単に出会うことができていました。その時に出会った体験をしたことがある人たちが年齢を重ねて再び異性を探すツールとして利用していることが大きく影響しているものと考えられます。
このように男女問わず中高年の登録者は増加しているわけですが、女性登録者に関しては男性ほど劇的に増加しているわけではありません。
出会い系サイトに登録して検索してみると、特に女性に中高年の登録者が多いことに驚かされますが、残念ながらそれらの大半は援デリ業者が登録した架空の女性会員に過ぎず、実際には見かけほど中高年女性が多いわけではありません。この裏事情を知らないまま登録してしまった男性には、年齢が比較的近い中高年女性が多いと勘違いしてしまい、意気揚々と誘いに応じてしまい結果として酷い目に遭うという体験をしている人が少なくありません。
また、中高年者よりも若い年代の女性から投稿される口コミ体験談には、中高年の男性が写メ詐欺で女性を騙したり、ぞんざいな接し方をしたりことについて苦情が寄せられることもあるなど、利用者同士でのトラブルや問題が生じる場合もあるようです。